まだまだ *枯れん* の徒然日記

60代 日々の生活の中にキラリを見つけたくて… 

ぞうきんに最敬礼

そろそろ
年末の掃除を始めようと思うのだが
毎年より気温が高い気がして
いまいち、その気にならない


数年前、お隣さんだった奥様
とても奇麗好きで
年末に限らず
いつも掃除をしておられました


ある時
お家にお邪魔して驚いたのは
廊下の床が黒びかりしていた事


お隣と我が家は
同じ時期に
同じ施工業者さんで建てたので
間取りや建材などが一緒でした


うちの廊下は
建てた時の色合いのまま(もちろん艶はないが)
黄色気味なのに・・・


思わず
「床、替えましたぁ?色が違うー」と
「替えてないよ
 本当は水拭きはしないように言われていたけれど
 どうも水ぶきしないと嫌だからー」と


どっちがいいのか知らないけれど
私は水拭き禁止をいい事に
あまり掃除をしていなかったなぁ と
ひそかに
恥ずかしかったのを思い出します
≪最初こそ雑巾で乾拭きや、ぬか袋で磨いたりしたけれど・・(保身のため)≫




そんなこんなで
お隣さんはキレイずきで
いつも外の水道で
雑巾を”じゃぶじゃぶ”と音をたてながら洗っておられる
私は家の中に居ながらにして
お隣さんは
”今、掃除中なのだ” とわかる
という具合でした


たまたま外に出ると
先ほどの雑巾がフェンスに干してある
汚れて黒ずんで(むしろ白い)いる訳じゃ無いのに
ぼろぼろ~~~


さぞかし使いこまれて良い具合に柔らかいのだろうと・・・
ここまで使われたなら本望だな・・・


思わず雑巾に『ご苦労様』と言いたくなりました



 

わが家の雑巾は
バシバシの状態で
バケツのふちにぶら下がっている


つい
あなたは『箱入り娘だね』と言いたくなった





お隣さんだった奥様   
今日も雑巾がけをしておられるのかなぁー


もし
今も隣に住んでおられたなら
私も少しは刺激を受けて頑張れたのに・・・


他力本願な事言っております


                  ―枯れんー