まだまだ *枯れん* の徒然日記

60代 日々の生活の中にキラリを見つけたくて… 

今では、無くてはならない手帳

ここ10年ぐらい、私の生活に手帳が不可欠になってきた。


アナログだけど、これがいい。
           

   


以前は、手帳なんか必要としない単調な日々だった。


月曜日から金曜日までは仕事で、
たまに子供の学校行事や家の用事。後は友達とのランチなど。


わざわざ、手帳で管理をしなくてもカレンダーに書いておけば、事足りる。


そんな私と違って、
いつも、カバンに可愛い手帳を入れている友達がいた。


その友達は、手帳を広げては、
「うーんと、その日✕✕だし。この日はあれだしねェ・・・。
何日だったら空いてるよー」なんて言う。


私は内心、何を書いてるんだろう?
そんなにスケジュールがいっぱいだなんて・・・
さぞかし、私生活、充実してるんやねェ~なんて、


興味と羨ましい気持ちでいました。


それに、手帳を開ける姿が、何か恰好良く見えて・・・


ある年の一月も、まだ始まったばかりの頃。


買い物ついでに、ちょっと思い立って、文房具屋さんに寄ってみると、
おしゃれな手帳が、あるある!


「私も一回使ってみようかなぁー」と言う気になり、
ウキウキ気分で買って帰りました。


早速、手帳を開けて・・ご満悦。


まずは、後ろの名前や住所、友達の情報などを書入れ・・・次は、
??・・・
そうだ!そうだ!家族の誕生日と、後は、うーん無いなあーー


まあーいいか。その内、何か書く事も出て来るだろうと。


それからは、お気に入りの手帳を、いつもカバンに入れて持ち歩いていた。


それだけでテンションが上がる⤴⤴


でも、
学校の行事や、たまに友達とのランチ日なんて、宙で覚えられる。


手帳の三分の一も使わない内に、無用の長物となり、


結局・・・
一年の終わりには、ちょっとお高い手帳も、ゴミ箱行になってしまいました。



そんな私にとって、手帳が無くてはならない物になるとは。


今は、もっぱら100均の手帳ですが、ぎっしり書き込んでいる。


仕事の勤務日程はもちろん、クラブやボランティアなど、諸々。


しっかり記入しておかないと、ダブルブッキングしかねない。



友達の前で、
「ちょっ待ってねえー」なんて手帳を取り出すと、
横から覗き込ん来て、
「凄いねー。ぎっしり書いてるやん」て言われたり。


こんな日が来るなんて・・・
一人で勝手に優越感にしたっている(自己満)



今では不可欠な手帳。


昔、買った、
ちょっと値段の張る手帳では無いけれど・・・


100均の可愛い手帳を開けて、悦に入っている。



             ―枯れんー